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〔JICA東北支部  課題別研修「医療機材管理・保守」での活用〕

JICA-Netマルチメディア教材活用事例〔JICA東北支部 課題別研修「医療機材管理・保守」での活用〕

医療現場での5S・カイゼンの実践に向けて

福島県郡山市で実施されている、医療機材管理・保守研修。研修を行っている(株)メディサンでは、これまで30年間にわたり、600名以上の臨床工学技士を受け入れてきました。 この研修では、主にアフリカや大洋州の中核病院で医療機材のメンテナンスとマネージメントを担う臨床工学技士に対して、医療機器の取扱いに関する医療や工学の知識と技術を教えるとともに、開発途上国の医療現場の改善に役立つ5S・カイゼンの実践を研修の柱にしています。

10週間の研修期間は、病院で使われる主要な機材のメンテナンス技術の習得と、病院や医療機器メーカーへの訪問であっという間に過ぎていき、研修員たちにはじっくりと日本の保健医療を学んだり、復習したりする時間が十分にあるとは言えません。そこで大活躍してくれているのがマルチメディア教材です。本研修では、2種類の教材を活用しています。

一つ目は「TQM(総合的品質管理)による病院管理改善」です。教材にも登場する講師の先生による本研修での講義の際に使用しているほか、講義中に事例紹介がある項目(5S改善の様子など)を動画で復習できるので、重宝しています。また、英語、仏語、ポルトガル語に翻訳されているため、「自国に持ち帰って同僚と一緒に視聴できる!」と、研修員には大変好評です。

もう一つ活用しているのが「日本の保健医療行政」です。病院見学に行く前の予習に使用しており、自国の医療制度と日本の違いを理解してもらうために大変有用です。研修中に日本の医療制度は随時説明していますが、この教材のおかげで日本の保健医療行政に対する理解を深めることができ、とても助かっています。

様々な活用が可能なマルチメディア教材ですが、研修の講義や視察では十分に説明しきれない部分を研修員たちが自ら学べるため、本研修になくてはならない教材になっています。


東北支部総務課  江原由樹

マルチメディア教材紹介「TQM(総合的品質管理)による病院管理改善」

この教材「TQM(総合的品質管理)による病院管理改善」は、JICA関係者及び開発途上国において病院管理に携わる政府及び非政府関係者が、スリランカ及びタンザニアの事例を通じてTQMによる病院管理改善に対する理解を促進することを目的に作成しました。

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マルチメディア教材紹介「日本の保健医療行政」

多くの本邦研修において日本の保健医療行政体制についての講義があるが、研修科目に関連する一部でしかなく、総論的な保健行政システムを学ぶものではありません。また、特に説明のないまま日本国内の保健医療施設を視察する場合もあり、研修員が自国の行政体制と異なるために困惑する状態になることも珍しくありません。よって、この教材により、日本の保健医療行政の体系、仕組み、組織の役割・機能などの概観を分かりやすく説明することにより、研修員が保健医療行政体制を正確に理解することを促進します。

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