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〔ガーナ共和国  現地スタッフ向けの研修会に活用!〕

JICA-Netマルチメディア教材活用事例〔ガーナ共和国 現地スタッフ向けの研修会に活用!〕

灯台下暗し!こんなところに良い教材が

教材に合わせて日本の経験を補足説明する日本人スタッフ

ここJICAガーナ事務所では、ガーナ人スタッフが重要な戦力。彼ら彼女らの知見の向上は、ガーナでのJICA事業の良し悪しに直結する最も重要なポイントのひとつです。知見の向上のために研修会等々を開催する必要があるのですが、日々の業務に追われて、重要なのはわかっちゃいるけどなかなかそこまで手が回らない。お手軽に知見の向上が図れるツール、そう映像教材か何かはないだろうか!?その教材を使って上映会形式で研修会をやろう!という訳で、探してみたら灯台下暗し、JICA-Netライブラリで良い教材を発見しました。

♦まずは日本の経験を伝える
ガーナ人スタッフが抱える課題のひとつは、「意外と日本のことを知らない」こと。途上国への支援において、JICAの大きな強みのひとつは教育や保健などそれぞれの分野での日本の経験そのものなのですが、ガーナ人スタッフがその経験をあまり知らない。ぜひ彼ら彼女らにも日本の経験を知ってもらい、ガーナへの支援に活かしてもらいたい!ということで、教材の中から「日本の教育経験」や「日本の保健医療行政」など、日本の各分野での経験を英語で伝えられる教材をピックアップしました。

真剣に学ぶガーナ人スタッフたち

♦ガーナと日本、両国の理解を深める研修に
日本の経験をガーナ人スタッフに見せたところ、担当分野での日本の経験を深く知ることができ、自分が担当するプロジェクトの意義や仕組みをより深く理解できた、などなど、とても好評でした。しかし、おしゃべり好きなガーナ人相手にそれだけで終わるわけがありません。日本の経験を知ったガーナ人スタッフは、ガーナの経験を語り出します。このように研修を2回、3回と重ねるにつれて日本の経験を伝えるだけではなく、ガーナ人と日本人双方が、両国の分野の違いを専門的かつ歴史や文化的な差異の視点から理解を深める研修会に発展し、今後のJICA事業の質向上につながる教材活用ができました。

日本の経験シリーズ以外にも、様々なテーマの教材があるJICA-Netライブラリ。今後もぜひ教材を活用した研修を行い、ガーナでのJICA事業の質の向上につなげていきたいと考えています。


梯 太郎
JICAガーナ事務所 職員

*活用されている主な教材

マルチメディア教材紹介「日本の保健医療行政」

多くの本邦研修において日本の保健医療行政体制についての講義があるが、研修科目に関連する一部でしかなく、総論的な保健行政システムを学ぶものではありません。また、特に説明のないまま日本国内の保健医療施設を視察する場合もあり、研修員が自国の行政体制と異なるために困惑する状態になることも珍しくありません。よって、この教材により、日本の保健医療行政の体系、仕組み、組織の役割・機能などの概観を分かりやすく説明することにより、研修員が保健医療行政体制を正確に理解することを促進します。

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マルチメディア教材紹介「日本の保健医療経験」

この教材は、日本の保健医療の歴史と事例を分かりやすく伝え、途上国の協力現場で活用できる材料を提供することを目的に作成しました。明治以降の日本の保健医療分野における官民での取り組みを映像で紹介し、またCD-ROMには各場面について簡単な解説を加えた副教材(解説つきシナリオ)を収録しています。これらの資料はセミナーやシンポジウム、講義、自主研修、途上国政府への教育政策提言や情報提供などに活用することができます。

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マルチメディア教材紹介「日本の生活改善の経験」

この教材は、日本発の農村開発アプローチとして、日本の戦後の生活改善運動を概観し、日本の援助関係者が推進する援助業務の参考とすることを目的に制作しました。現在、各プロジェクトの中で生活改善のコンポーネントとして取り入れいる生活改善活動アプローチが単なる導入活動でしかない「改良かまど」が、社会的コンテクストを考慮しないまま採りいれられたり、収入向上が優先される目標であるとの理解から、生活改善と称して一挙に食品加工や手工芸を導入する向きがあります。
生活改善アプローチを正しく理解していただくために、日本の生活改善運動についての5つのキーワード(農村開発、貧困削減、生産と生活の両建ての働きかけ、参加型開発、行政と住民のシナジー)に基づき、生活改善活動へのアプローチ事例を通じて、理解を深められるよう構成しました。

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